恋したvampire

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「慧くん…?」


出来上がったお粥と薬をなどを持って彼の寝室へ入ると、荒い寝息をたてて眠る彼がいた。


あたしはベットの横に座り、冷たく濡らしたタオルを彼の額に当てる。


「辛いだろうな…」


そして彼のサラサラの黒髪を撫でた。


「ん…」


「慧くん?」


「ミリア…」


彼は目を覚ますと、不安そうな瞳であたしを見つめた。


「慧くん、お粥作ってきたよ。食べれる?」


あたしはそんな彼の頬をそっと撫でて問いかけた。


「…ん」


彼は少し考えて、気だるそうに体を起こす。