いつまで俺を待たせたら気がすむんだよ、こいつは。 「…ったく」 俺は立ち上がって、姫の白くて細い腕を掴んで。 「きゃっ」 勢いよく引っ張って、腕の中に閉じ込めた。 姫は慌てて身を捩らせる。 「は、離して…!」 「オシオキっつってんだろ」 「っ、」 ビクッと肩を揺らし、大人しく俺の腕の中にいる姫。 …やべえ。 可愛い………… って、俺、何思ってんだよ!