「…っ、む…」 無理です、 そう言おうとしたあたしを 「"白龍"という 暴走族を知っていますか? 最近急激な成長を見せています。 …白龍総長を 麗さん、あなたにやってほしい」 崎沢はそう遮る。 そして、 「もちろん、 OKしてくれるとは思っていません。 なんと言っても 鬼神組はあなたのお父さん、 翔司を殺した張本人ですからね。 …では、 これではどうですか…? もし、 白龍総長を選んでくれなかった場合 黒龍には翔司と同じ道を 歩んで頂きます」