「滝川くん?」 食べ終わったお弁当を片付けそばにあったベンチに二人で腰かけてた 「ん?」 「さっき話そうとしてた話、今してもいいかな?」 滝川くんは静かに首を縦に振った わたしは小さく息を吸って 今まで誰にも言ったことのないわたしの過去を話した 「突然で悪いんだけど、今日ね お母さんとお父さんの命日...なの」 わかってはいたけど、滝川くんは驚いたように目を見開いた 「は?だって、お前には両親居るはずじゃねぇの?」 「今一緒に暮らしてるのは、 わたしと全く血の繋がりがない人なの」