Birth Day〜さよなら、悲しいあの日〜




次の日天気は晴れ快晴の青空に涼しい秋風が吹く屋上



わたしは屋上のフェンスに寄り添って青空にカメラを向る



デジカメの画面に人影が写り込む



「はーたーの」



そこにはこっちを向いて首をかしげる滝川くんがいた



「おはよう・・・」



「はよ」



滝川くんは笑顔をわたしに向けるとそうそうと話し始めた



「明日の誕生日、8時位に俺が迎えに行くから」



「わかった」



「つか、さぶくねぇの?ここ」



「そう?涼しいけど」



「秦野すげーな俺はさぶいと思うけど」



「ブレザー着てないうえにシャツのボタン開けすぎだからでしょ?」



「ハハッ、それもそうだな」



って右手を頭の後ろに当てて笑っている