悠太「それにしても、葉月とよう性格が似とんなぁ。」 旭「それ思った!媚売んないで、逆に、 “興味ない”って言ってたよね。」 葉月と? 私は葉月のことをじっと見つめた。 ………! 葉月「もしかして…、」 「あ!」 私は丁度よくガラの悪い不良が通った廊下を指して、 みんなが廊下を向いている隙に人差し指を口にあて、 みんなに黙っていることを伝えた。 葉月は“?”と思っていたけど、戸惑いがちに頷いた。