幹部side
和也「行っちゃったか…。
菜月がいなくなると寂しくなるな…。」
翔「うん…。
一ヶ月に一回は少ないよー！
うわぁぁーん！！」
俊太「翔、泣くなよ。
辛いのは菜月だってそうだろ？
一ヶ月に一回会えるだけで、ましだろ？」
翔「うん…。
グス…ヒクッ……僕…、泣かない！
一ヶ月に一回も会えるもんね！」
雅「そうですね、こっちからも会えますし、
一ヶ月に一回とは限らないですよ。」
俊太「で、だれか“あのこと”について聞いたのか？」
和也「あ、忘れてた…。」
翔「菜月がいなくなるって聞いてそれどころじゃなかった…。」
雅「今度、聞きに行きましょうか…。」
俊太「がんばれよ。
……ぼそっ）この過去がなかったら龍と菜月は別れなかったのにな…。
菜月のせいじゃないのに…。」
和也「俊太、なんか言ったかー？
辛気くさい顔してんぞー？」
俊太「別に何も…。
てか、辛気くさい顔なんかしてねーし！」
和也「してたしー！
照れんなって！」
俊太「照れてねーし！
って、和也の馬鹿には付き合ってらんないな。
俺は帰るわ、じゃーな、翔、雅、馬鹿和也。」
和也「馬鹿じゃなーい！」
俊太「じゃーな。」
