今にも殴りそうな勢いの香澄の真剣さ…。
香澄、私なんかのためにありがとう…。
「香澄、もういいよ。
ありがとね。」
香澄「大切な親友が嫌なことを言われてんだよ！？
黙ってたら親友じゃないよ！！」
「香澄…、ありがとう。
さっきから思ってたけど、なんかちらちら見られてない？」
香澄「そういえば…。
菜月なんかしたの？」
「学校ではなにもしてないけど…。」
香澄「さっきの子たちさ、
“可哀想龍斗くん。”
って言ってたよね？
なんか関係あるのかな？」
「ごめん、わかんないや…。」
私と龍が関係してるんだよね…。
龍輝の総長ってことばれた？
いやいや、そしたらもっと恐れられるしな…。
