「ありがとう…、俊太。
でもね私やっぱり諦めるよ…。
“あのこと”もあるし、
“あいつ”から黒雷を守りきれる自身なんてないし、
私みたいな不幸な女と付き合うなんてやっぱダメだから…。」
そのとき、
――バシッ!
「…え?」
“バシッ”というのは私の頬を殴る音だった”……。
理解したのと同時に、段々頬が熱を持ちはじめた。
雅「不幸な女なんて言うなよ!!
菜月は不幸じゃない!!
俺は菜月がいたからこんなに幸せなんだ!!
黒雷のみんなだって、俺たちだって菜月がいたから今の俺らがいるし、
幸せじゃなかったら黒雷のやつらだって、
お礼なんて言いにこねぇよ!!
お願いだから、不幸なんて言うなよ…!」

