で、戻ると…、





和也「うわぁぁーーーん!!まだみんなといるぅ~!!!


せっかく遊んでたのにーーー!!グスッ…ヒクッ…。」



子供か…。



電話が終わって30分…、まだ泣いている和也はすごい…。




「和也…、また来ればいいでしょ?


いつでもいいよ…。」



和也「でも…、でもー!!


みんなはまだ菜月と葉月と遊ぶんだー!!



俺だけみんなと遊ぶ時間…ヒクッ…短い…グスッ…。」




そんだけか…。



じゃあ…、



私は和也の近くに寄って…、





「ぼそっ)今度、三人で遊ぼっか。


そしたらみんなより時間が長くなるでしょ?」



と、和也にしか聞こえないように言った。




和也「本当?約束だよ?


じゃあ、俺帰るなー!じゃあなー!!

みんな、ばかすんなよ!」




――ガチャ バタン




雅「ふー…、やっと帰りましたね…。



大丈夫ですかね、おばあちゃん?」



俊太「和也が帰ってきたら聞くしかねぇだろ。」




翔「でさ、菜月は和也に何言ったの?」