俺たちの夢は“地区の平和”だから、
もちろん近くの族に入った。
こうして俺たちは“積乱”という族に入った。
俺と雄吾は運動神経も元々よく、喧嘩を教わったらすぐにできるようになった。
下端の中で一、二を争うぐらいに強くなったとき、
幹部が二人急に辞めたので、
その幹部は俺たちが入ってすぐに幹部になった先輩たちで、
俺たちにも喧嘩を教えてくれて、
尊敬してる先輩たちだった。
この族は20歳になったら卒業しなくてはならない族で、
俺は、もう卒業の年になったのかな?としか思わなかった。
そして総長に、
“新しい幹部にならないか?”
と誘われて俺と雄吾は幹部になった。

