葉月「もしかしたら俺も起きなくてそのまま朝まで寝てるかも。
それでもいい?
あ、7時にはちゃんと帰るからね。
準備とかあるし。」
私が寂しいって気付いたんだ…。
葉月には叶わないな~。
でも…、
「家は大丈夫?」
葉月「今から電話するよ。」
――プルルルル プルルガチャ
母『葉月?どうしたの?』
あいつの声だ…、聞くだけでもいや…。
葉月「今日、友達の家に泊まるから。
じゃあね。
あ、帰ってきてもすぐに出掛けちゃうから。」
ご、強引…。
母『え?葉月?ちょっと…、《ブチ ツーツーツー》』
有無を言わせない早さだな。
「泊まりから帰ったらめっちゃ怒られるんじゃない?」
私のせいで葉月が怒られるのはちょっと…。
葉月「平気だよ、わかってると思うけど俺に甘いから。」
そっか、なるほどね。
葉月が甘え声を出せばすぐ許すね。
葉月「あ、ウィッグ取っても大丈夫だよ。」
「うん…。」
――バサッ
葉月「やっぱり綺麗だよ?」
葉月…。
葉月にそう言ってないしもらえるからこの髪気に入ってんだよね。

