廉「そ、うだな、一応組員だもんな…。 忘れてた。 それにしても…、 その…、いやなんでもねぇ。 俺呼びに来たんだろ?行くか。」 菜月「はい。」 “その…”なんだろ? もしかして気付かれた? ……殺気か…。 最低でも、族に入っていることは知られたくない…。 前に俊太に、 俊太『菜月の殺気って独特だよな~。独特なにおいってあるじゃん? そんな感じ。』 って言われた。 だから私は“独特”って言われてから殺気をあんまり出さないようにしていた。