あれこれ考えながら走っていると、菜月たちが曲がった。
冬斗「……え…!」
「冬斗どうかしたか?」
旭と悠太は喋りながら走っているせいか後ろの方にいて、
俺は考えていたせいか足がちょっと遅くなっていたので、
冬斗が一番前で走っていた。
冬斗が声を出したから、
俺たちもすぐに曲がると菜月と葉月はいなくなっていた。
旭と悠太はそんな俺たちに気付いたのか、
急いで来た。
悠太「どこ行ったんや!?」
旭「僕たちを撒くなんてたいしたもんだねーっ!廉?」
「はっ、おもしれぇ…!
菜月と葉月を探すぞ!」
旭「探すぞー!」
悠太「行くでー!」
冬斗「早く行かないと…もっとわからなくなる…。」
それもそうだな、早く行かねぇと。

