お父さんが喋ろうとしているのを見て私はすぐさまお父さんに耳を向けた。




玲哉『菜月、また…信じ…られ…る人…、
見…つける…んだ…ぞ…?


菜月…、お父…さん…の…娘…になって…くれて…あり、がとう…。



お父さ…んは…先に…上…で待っ…てる…からな…?

また、な……────。』






陽菜『菜月…、お…母さ…んは…菜月…のお母さ…んに…なれ…て…嬉し…かったわ…。


菜月…が私…たち…を信…じて…くれて…嬉し…かっ…たわ…。


菜月…、大…好き…よ……────。』






ピーーーーーーー







お母さんたちは私に向けた言葉と機械的な音を残してこの世を去った……。