「きゃっ」 いきなり成田くんの顔が近づいてきた 両肩を捕まれて、身動きがとれない・・・ 「・・・男ってモンを、教えてやろうか?」 そう微笑みながら笑う成田くんは、 妙に色気があって・・・ ついつい見惚れてしまいそうなくらい、絵になる。 ・・・って、そんな場合じゃない! 「結構です!!」 一日に二回も襲われかけてたまるか、と思って ぷいっと顔を背けた いくら成田くんがかっこいいからって 好きでもない人とこんなことはしたくない。