「何者だ!やっちぃまいな」

山賊たちは弓なりに曲がった剣を構える。

バサバサー!

翼のある民、ララミーの民だわ。

その翼人は木の上から飛び下りた風圧で山賊を1人倒し、足でもう1人蹴り倒す。そして、山賊のかしららしき男の首にナイフを突きつけた。


「かしらをやられたくなかったら剣と荷を置いて行っちまいな」

「い、言うとおりにしろ」


部下の山賊たちが荷と剣を置いて逃げ出しはじめる。