恭子の発言にへへっと嬉しさを感じつつ
朝の嫉妬の目を思いだし少し不安になる
するとバコッと後ろから頭を叩かれ抱きついている腕をほどくと、三浦南朋が恭子の方を見ながら
「……神田は余計なことをこいつに吹き込むなよ。」
と目を細めながら言った
よく見ると耳が赤いのを見て
璃子まで顔を赤くなる
それを見て恭子が
“まぁまぁ、お熱いこと~
お邪魔虫は廊下で待ってるね”
と冷やかされチラッと三浦南朋を見ると
目が合い、咳払いをする
すると
これ、と紙を手渡される
受けとると三浦南朋の携帯番号とアドレスが書いてあった