『理想』


こんな自分だからこそフィクションに憧れる


現実では絶対にあり得ない展開になったり

あり得ない言葉を言う



こんな状況でこんな言葉を貰えたらいいなとか

共感出来ることがあるとなんだか安心する



リアル話は苦手

自分の家族を友達を周りを考えてしまうから


例えば…

自分よりひどい状況にあるリアル話だったら

自己嫌悪してしまう


どうして生きたい人が生きれなくて

生きたくない人が生きてるんだろう


代わりになれたらいいのに…と


決して、前向きにはなれない



自分より苦しんでいる人がいるから

自分はまだマシとか

そういうことじゃない


悲しい…

その感情に程度はない



自分よりマシな状況だったら…
なんて、
言いたいこと分かりますか?


どちらにせよ、
他人の話を小説で見るのなら


空想の世界でいい


小説とは現実逃避出来る唯一の手段だから


本は一種の精神安定剤みたいなものだ