「食料…取りに行くわよ。最低限自分の命は自分で守って…自分を最優先に…」 分かった… 中庭には人が集まっていた。 「急がないと!」 奈美が走ろうとする。 「待って!危険よ」 加代子が制した時、悲鳴が起きた。