「お前…なんだよその耳…」
「ナンノコト?」
「思いっきり焦ってんじゃねえか。てかもう隠しきれねえし。見せろ」
「うぅ…」
あたしは、仕方なく耳から手を離した。
「本物か?これ」
「わかんない…。朝起きたら尻尾と一緒についてたの…!」
「は!?尻尾も!?」
「うん…」
ズボンの中からぴょこっと尻尾を出した。
「マジかよ…。こんなのありか?」
「ずっとこのままとかやだぁ…」
「…とりあえず今言えることは……猫耳姿最高に可愛いなお前。似合いすぎだろ」
……わっつ?
かかか、可愛い!?!?
この猫耳姿が似合ってる?!?!
これは喜ぶべきなのかなんなのか…。
「あれ、尻尾動いてる」
「ひゃぁっ…」
そのとき、吉田くんがぎゅっと尻尾を握った。

