あるまちに、

「チーニャ」という、

まっしろい、

ちいさな、ちいさな、

こネコがいました。


かおをこするしぐさが

とてもかわいらしく、

まちにいきかうひとびとも、

ついつい、

たべものをあたえてしまうほどでした。