「俺?桐島ナオだけど。」 この桐島という男は、あたし的には、どことなくケイスケに似てるような気がした。 黒髪、長い前髪、でも桐島は後ろ髪が短いからか、少し爽やかにも見える。 「お前、レイに触れんなよ。」 キャラ変わりすぎでしょ。 「分かったから、もう行くからな。…おい、新城も行くぞ。」 「あ、うん。」 そういって、慌ててついていった。