「ボーリングの後はカラオケだろ。どーせドン引きアニソンでも歌う気だろ?」
「ぶっぶー。残念ですが、最近のアニソンはオリコンチャートの上位曲多しです。カラオケのランキングでも上位はアニソンです」
ふふん、どやぁ。
「……そのドヤ顔なんかムカつくわ。明日のボーリング、球に画鋲仕込んでやろーか?」
うっ。それは痛そうだ。
充さんの目が本気っぽかったので、つい紫野さんの後ろに隠れたら、益々充さんがキレだした。
違うもん!充さんが怖いだけだもん!絶対疚しい気持ちで紫野さんにくっついた訳じゃないんだからね!
そんな私達の様子を見て、宏樹さんがガハガハと豪快に笑っている。
「いやー、紗凪ちゃんみたいに繊細な子が、うちの寮に馴染めるのか心配したけど仲良くなってるようで安心した。充と紫野は特にクセがある奴等だからなぁ!!」
宏樹さん、クセって性癖の事ですか性格の事ですかっ!?
と、聞こうとしたら、充さんに目で制された。
「余計な事言うんじゃねーぞテメー!?」みたいなプレッシャーをビシバシ感じる。
分かりました、何も言いません。
充さんには目で返事を送り、宏樹さんには当たり障りのない答えを返す。
充さん達のお陰で、ようやくいつも通りの日常に戻れた私は、安堵して部屋に戻った。
「ぶっぶー。残念ですが、最近のアニソンはオリコンチャートの上位曲多しです。カラオケのランキングでも上位はアニソンです」
ふふん、どやぁ。
「……そのドヤ顔なんかムカつくわ。明日のボーリング、球に画鋲仕込んでやろーか?」
うっ。それは痛そうだ。
充さんの目が本気っぽかったので、つい紫野さんの後ろに隠れたら、益々充さんがキレだした。
違うもん!充さんが怖いだけだもん!絶対疚しい気持ちで紫野さんにくっついた訳じゃないんだからね!
そんな私達の様子を見て、宏樹さんがガハガハと豪快に笑っている。
「いやー、紗凪ちゃんみたいに繊細な子が、うちの寮に馴染めるのか心配したけど仲良くなってるようで安心した。充と紫野は特にクセがある奴等だからなぁ!!」
宏樹さん、クセって性癖の事ですか性格の事ですかっ!?
と、聞こうとしたら、充さんに目で制された。
「余計な事言うんじゃねーぞテメー!?」みたいなプレッシャーをビシバシ感じる。
分かりました、何も言いません。
充さんには目で返事を送り、宏樹さんには当たり障りのない答えを返す。
充さん達のお陰で、ようやくいつも通りの日常に戻れた私は、安堵して部屋に戻った。


