夜になって、
赤ちゃんがお腹を空かせて泣き出しました。
お母さんは哺乳瓶でミルクを作っています。
ミケは思います。
どうして赤ちゃんは泣くんだろう?
ミケの気持ちに気づいてか、お母さんは言いました。
「赤ちゃんは泣くのがお仕事だからね。」
よしよし、となだめながら、優しく赤ちゃんを抱き上げて、
ほんのり温かな哺乳瓶を赤ちゃんにしゃぶらせます。
ミケは思います。
なんだ、猫と一緒だ。
「ふにゃ〜。」
ミケは今日も寝不足でしたが、
どこか嬉しそうです。