――― 朝―…… 温かいベッド。 携帯のアラームが鳴る。 「うーん……。」 起きなきゃ……って思うけど…… ダメだ。 眠気には勝てない。 また夢の世界へ行こうとして…… 「おい、起きろ。」 突然響いた聞き慣れた声。 「まだ……」 眠いよって言おうとして遮られた。 「起きないと襲うぞ?」 ん? 襲う………? っ!! 「む、無理っ!」 急いで起き上がる。