バタバタ 「もうー、れいー、まだ?」 必死に髪を巻いてるあたしをよそに、 ゆうはゲームをしている。 「ああぁぁ!もう!これじゃあ全然ゆるふわじゃない…」 「れいはそのままで充分可愛いのに。」 「はいはい、ありがとう。」 「ちょっと、流したでしょ?」 ゆうとは、もう腐れ縁だ。 気がつけば、隣にいた、みたいな。