「心、起きて!心っ」 気付いたのは、授業が終わってしばらくたった時だった。 理沙がしきりに私を呼ぶ声で目が覚める。 「大丈夫? もう放課後だよ」 「ええっ!もう!?」 どうやら古典が終わった後もずっと寝てたらしい。 慌てて起きた私は周りをキョロキョロと見つめると 「今日委員会でしょ?」 「そう!星野くんは?」 「先行ったよ~」 つれないな。 なんてのんきなこと言ってる場合じゃない。 委員会はあと少しで始まる時間だ。