そう、だよな……。 ゆっくりと俺の手が落ちていく。 本当にその通りだった。 分かるわけねぇよ、こんなひでぇ事した奴の気持ちなんか 分からないのが正解なんだ。 「お前に1個、教えといてやるよ」 その目は真剣で力強い 心を決めたような目であった。 「俺は心ちゃんが好きだ お前らが付き合う前からな」 小さく低く発せられた言葉は 俺の耳に伝わって、動作をストップさせる。 「ずっと、知らなかっただろ……っ 別にそれで良かった。 一生知られなくていいと思ってたよ お前がこんな事、しなきゃな。」