「何ぼーっとしてんだよ、行くぞ次」 「うん。」 自然と繋がれた手を見つめて思う。 もっと、もっと見てみたい。 星野くんの色んな表情。 心の内側。 もっと見せてほしい。 この時の私は、 少し彼の内側に入っていけたと思っていた。 しばらく色々なお店を見てまわっていると そろそろ疲れてきて休憩することになった。 「どこ行こうか……」 「んー」 そんな事を考えていた時 ピリリリリリー 星野くんの携帯のポケットから電話音が鳴り響く。