【完】私が愛した男~椿を護るヤクザたち~

「黙ってもらえない?」

私が冷たく言うと純は目をウルウルさせた


「…」




「私にそれは効かないから」


私がそう言うと純はションボリした


―――――――
―――


「ねぇ…名前教えてぇや!!」


あれから数分寿司屋に着いた





でも、私の左隣に座る純はずっとそれしか言わない


私はそれを無視して練磨と話している




練磨はここの常連さん、好きなネタ大トロだったり…



「ねぇ…練磨は何の仕事してんの?」



ふと、疑問に思ったことを聞くと練磨の顔が歪んだ





「気になるか?」


聞いてほしくないとオーラが言っている