【完】私が愛した男~椿を護るヤクザたち~

「お前…俺のこと知らねぇの?」


「自意識過剰男発見」



「プハハハハッ───ハハハ!!!!!」


純が吹き出す



「純、汚い…」



私のストレートな言葉に目を見開く純



「何?」


「練磨!!聞いたか!?俺、純って呼ばれたぞ!!練磨目当ての女に純って!!」


まだ言うのか…それ



ドカッ!




私が一発純の頭に拳を振り落とした



「いてぇ…」



「痛くしたから当たり前」





「練磨、俺が殴られたぞ」