「ありがとう」


それからは無難に店を周り帰路に着いた


「じゃあまたね」

「凛…」


暗くなった帰り道

引き寄せられた



その先の行為を私は……



ドンっ


気がついたら翔太を突き飛ばしていた


「ごめ…」

「ああ、そーかよ。俺だけなんだよな。
いっつも」


「翔太、違う!待って」

「悪かったな、無理やり」


そう吐き捨てた

そして足早に彼は来た道を戻って行った






私…最低だーーー。


翔太を傷つけた


恋人にキスを拒まれたなんて


逆の立場だったら?