「椎くん...。椎くんの血が欲しいです」






「キスさせてくれたら僕の血をあげるよ」







ニヤリと笑う椎くんを見て思う。








なんて甘い条件なのだろう。






椎くんの唇が私に触れる。






こんな条件なら、いつでも呑もう。