「その顔はしっかり約束を守っているんだね?」







私の耳元でそう囁くと満足したように笑う椎くん。





ドキッ





なっなんだ、このトキメキは。






椎くんが私との距離を縮めれば縮めるほど、椎くんの甘い香りが私の吸血衝動をかきたてる。