ある日の事倉庫



「桜華」




『なに。』



呼ばれて振り向くと


目の前いっぱいに來基の顔

唇になにか触れてる感覚


一瞬なにが起こったかわからなくなった


すぐに離れたけど…


「フッ…真っ赤」


『?!?!?!急になにっ』



「あ?今日はキスの日だろ」



『んなの知らないし!』



「今日光太が言ってた。」



余計なことを…っ



「なに、嫌だったのか。」



『…………………』




知ってて…



「桜華」