そのあと一応授業があったけど 僕は音楽聴いてた つまんないし 大倉の授業もあって なんか言ってきたけどシカトした 気がついたらもうお昼だった 時間たつの早い 「桜華ちゃーん♪屋上行こ?」 光太が迎えにきた ハイテンションで いつものことで慣れたけど 「どうしたの?行こ?」 なにも言わない僕の顔を 覗き込んできた 「なんでもない」 そう言って席を立った 「じゃほら行こ?みんな待ってるし」 「ん。」 鞄を持って教室を出た