承諾して、男の子のあとを付いていくと
体育館裏に着いた



「急にごめん、ちょっと伝えたいことあって」


「なに?」


「…大高さんのこと好きなんだ。付き合ってほしい」


「えっと…ごめんなさい。あの、あたし…」

いいかけた時



「いつも帰ってる1年と本当に付き合ってるの?」

急に尋ねられた


「それは…」

どうしよう…何て言えば…

困惑するあたしの腕を男の子は握った
だんだん強さを増していく



「ちょっ…痛い…」


「あんな1年やめて俺にしなよ」