「…いいよ」

なんか引っ掛かる言い方…
黙って付いていくあたしもあれだけど…

着いたのは使ってない教室




「それで…何?」


「別に…富樫くんと付き合ってるあなたが気に食わないだけです。ちょっと可愛いからって…ねぇ、入ってきて」

入ってきたのはチャラい男2人




「うっわ可愛い…3年の先輩かぁ」


「ほんとにいいんすか?紗那先輩」


「いいわ。それじゃ、大高先輩の代わりに私が富樫くんと帰ってあげます」

そう言って牧野さんは出てった




「ってことで、よろしく先輩」

どんどん近付く男2人
逃げなきゃ…

ドアの方に走って行くと腕を掴まれた