お兄ちゃんの血は私まで飛んできた。 お兄ちゃんを切りつけた人たちはあわてて逃げていった。 お兄ちゃんの仲間の3人は叫びながらお兄ちゃんの周りを囲んだ。 私は春宮先生に縄をほどかれ… ただたたずんでいた。 パトカーの音と救急車の音が聞こえ… 私の意識はなくなった。