金持ちくんと貧乏ちゃん




「ま、家の中に入ろうか」


「…あの、」




有無を言わせないような笑顔を浮かべて、私の腕を引っ張った。


は、入っていいのかなほんとに…。




「「お帰りなさいませ、輝様」」




いろんなメイドさんや、執事さんたちに頭を下げられて間を通り抜けていく輝先輩。


なんの迷いもなく突き進んで行く輝先輩にされるがままの私。




「はい、どうぞ」


「ど、どうも…」




紳士的にドアを開けられ、おそるおそる部屋の中に入った。




「さっきの続きだけどさ」


「…はい」




ベッドに座るように促され、戸惑いながらもそこに座った。


そして、隣に輝先輩が座る。