金持ちくんと貧乏ちゃん




ふふふ、と笑う輝先輩に私は「じゃあ、お言葉に甘えて…」と言った。


一緒に食べるんだったら、いつもよりもっと早く来なきゃ迷惑かかっちゃうよね…。




「早く来いよ」


「……言われなくてもっ!」




わかってます!!お腹をすかせた先輩方を待たせるほど、私は性格悪くありません!


どっかの誰かと違って!!




「流生くーん。あんまイジメないでよ?オモチャじゃないんだから」


「…るせェな。わかってるよ」


「口悪いしいじめっ子だし、流生ほんといいとこ顔だけ」


「ぶっ殺すぞてめェ……」




雑誌を投げ付けようとす流生先輩に、私は慌てて輝先輩の前へ出た。