金持ちくんと貧乏ちゃん




そうだったんだ…。


申し訳なさそうに謝ってくる輝先輩に私は慌てて言った。




「いえっ!大丈夫ですっ、私が来る時お2人とも雑誌読んでるので気になって……」


「そっか。…今度からは一緒に食べよっか」


「へ……?」




目をぱちくりとさせると輝先輩はまたにこっと笑って、流生先輩の方を見た。




「流生くんもいいよね?」


「……ん」




流生先輩は私をちらっと視界に入れると、すぐに視線は逸らされ雑誌を見る。


…そのチラ見はなんなんだ。




「あの、迷惑じゃ……」


「大丈夫大丈夫!樺恋ちゃんならいつでもウェルカムだし!流生くんも、満更でもないだろうしね?」