金持ちくんと貧乏ちゃん




まぁ…、妹達も手伝ってくれるからいいのだけれど。




「ほぉ…。そうなると毎日大変だね」


「大変といえば大変ですけど、私がしなくちゃいけないんで」




ニッコリと笑ってお弁当を再び食べた。




「健気だねぇ…。加えて生活だって厳しいんじゃないの?」


「っ!?」




今度こそ私は食べていた物が喉につまり、噎せた。


今…!一瞬死にかけた……!!




「大丈夫?」


「だっ、大丈夫です…。ていうか、何でそんな事……」




持っていたタオルで口をぬぐい、怪訝が顔で輝先輩を見つめた。




「や…、流生くんから聞いてね?」


「はぁ?ふざけんな。俺じゃねぇ…。輝が勝手に聞いたんだろうが」