金持ちくんと貧乏ちゃん




「…で、ほんとうは何があったの?やっぱりあの先輩が関係してるんでしょ?」


「……」




確信めいた表情で聞いてくる玲菜に私は苦笑いしながら頷いた。


やっぱり玲菜にはなにもかもお見通しだなぁ。まだ何も言ってないのに。


私はあの昼休み何があったのか、すべて話した。


一瞬デートに行ってたことに喜びそうになってたが…。




「…卑怯な手使うわね、まったく。好きなら正々堂々とかかってきなさいよね」


「……それで取られても嫌なんだけど」


「それは断じて無いから安心して!!」


「………」




その自信はどこから来るのかわからないけれども、とりあえず苦笑いした。




「んー、でもさ」


「うん?」


「やっぱひどくなる前に流生先輩に言った方がいいと思うよ」