唐突に言われキョトンとすると先輩は「すぐだから」そう言って私の目を手で覆った。
な、なに…?
「目、瞑った?」
「は、はい…」
「よし。絶対手ぇ離すなよ」
コクコク、と頷けばぐいっと手を引かれ真っ暗な道を進んで行く。
正確には私は目を閉じているから何も見えない状態なんだけど、手を繫いでてもさすがに怖い…!
ど、どこに行くんだろう…。
そんなことを考えながら恐る恐る歩いていたら何かにガッと躓いた。
「わっ…!?」
「!、あぶねっ」
転ける寸前に流生先輩に受けとめてもらい、なんとか地面とのご対面は免れた。

