金持ちくんと貧乏ちゃん





次々と運ばれて来る料理にふぉお…と目を輝かせながら先輩を見ると、白いナフキンを膝に敷いて優雅に座っていた。


…これが、貧乏と金持ちの差か…。


そういえば私テーブルーマナーとかあんまりわからないけれど、大丈夫かな…。




「何ブサイクな顔してんだよ」


「ぶさ……、別に」




さらっとひどいことを言われ少し落ち込むと「冗談だよ」と笑ってからかってくる。


…べつに間違ってないからいいんですけど。




「なんだよ。全部食いきれるか心配してんのか?」


「私そんなに食い意地張ってないですっ!」


「じゃあなに?」


「………」



テーブルに肘をついて頬杖をつく流生先輩。


うっ…、いいづらい……。