“俺の姉貴”
姉貴……。
「流生先輩のお姉さん!?!?」
「どうも初めまして〜!カノジョ連れて来るからあたしに言わなかったのね〜まったく〜」
「え、と…初めまして…、桜樺恋って言いますっ」
「うんうん、よろしくねっ!」
お姉さんに手を握られ、ブンブンと勢いよく上下に振られる。
げ、元気なお姉さんだな…。
「もういいだろ。さっさと仕事戻れよ」
「ええ〜、いいじゃない!ちょっとくらい樺恋ちゃんとお話させてよ〜」
むぎゅ、とぬいぐるみのように抱きしめられ私はただ苦笑いしかできなかった。
な、なんだろうなこのテンション…どこかおかーさんに似てる……。
「いいから行けよっ、早く!」
「しょうがないわねえ。じゃ、またね樺恋ちゃんっ」
「あ、はい!」

