「ちょっと流生!来るならあたしに言いなさいよ!!」
「げっ…」
「えっ?」
甲高い声と共に現れた、コック服を着たすごく綺麗なお姉さん。
いや、もうなんていうか……絶世の美女?絵画から飛び出して来たような容姿で。
このお店では唯一の金髪で、メイクはナチュラルなのにそれがすごく似合ってる。
「る、流生先輩この人は…?」
先輩の後ろに隠れてそう聞けば「はあ…」と面倒くさそうに溜め息をつかれた。
え!?なにっ?私、変な言った…?
「この人は…」
「ああ!もしかしてこの子が流生のカノジョ!?!?」
「……俺の姉貴」
「ええ!?」
やたらテンションの高いお姉さんに若干声がかき消されていたけれど、ちゃんと聞こえた。

