金持ちくんと貧乏ちゃん





そう吐き捨てて、私の頭にポンと手を置く流生先輩。




「今度からなんかあったらジジィじゃなくて俺に言えよ、いいな」


「えっ、あ…はい」




思わず返事してしまったけれど、これ以上お世話かけるわけにもなあ…。理事長にはたくさんお世話になったし…。




「そろそろ飯食いに行くか」


「え…もうそんな時間…」




1日過ぎるのはあっという間で、時計を見ればもう18時。


よく周りを見てみれば、少し人が減っていた。




「他はもういいのか?」


「はい、もう十分ですっ」




にこっと笑うと流生先輩も満足そうに微笑んだ。


その笑顔に私は何度もノックアウトしかけている……。